愛情たっぷりの
美味しいリンゴ。
信州ですくすく育っています。
本当に美味しいものだけを皆様にお届けしています。
リンゴ好きならではの鋭い目で一つ一つふるいにかけていく、選別の厳しさには大きなこだわりを持っています。
「安全・安心」にこだわりをもって、食べると元気になれるものを作りたいーー。そうした想いから、りんごは有機肥料のみで化学肥料・除草剤は使っていません。ただ、少雨国由来の作物でカビが引き起こす病気に弱く、育成に年月の要る果樹でもあるので、完全無農薬は今の私達には難しいのが現状です。今できる限り、農薬を減らせるよう努めて参ります。2021年は当地基準の63%減で作っています。
太陽の光をいっぱいに浴び、アルプスから吹き降ろす清らかな風を受けて、美味しさが最高潮に達するその直前までじっと見守り、真っ赤に熟した絶好のタイミングで手早く・丁寧に収穫をしています。
届いたリンゴは生菓子扱いで、早めにお召し上がりください。
善積農園では、できる限り自然の営みに近づけように、畑の雑草や刈り草、米ヌカで畑ごと発酵を心がけ、自分で作れる発酵肥料を試しています。
人智など知れたものなので、化学的に合成された肥料だけで永年作物を扱おうとは思っておりません。けれど、こちらの都合で毎年きっちり収穫したいので、足りなくなった要素を補うなど、ある程度コントロールする必要はあると考えています。
リンゴにとって最大の敵は「病気」です。
植物にとりつく病気には、果実を腐らせるもの、葉を落とすもの、幹や枝を徐々に弱らせるもの、生きながらに腐らせるもの、と様々なものがあります。
意外なことに、これら「病気」の「菌」と言われているものの9割以上はカビの仲間なのです。りんごも含めて多くの農作物の原産地は乾燥地帯である中近東と言われており、そのことも手伝って梅雨時のカビに弱いのかも知れません。そのため果樹栽培にとっては、殺菌剤の予防的散布が必須とされています。各菌の繁殖時期がわかっているし、病気にして枯らすことへの危機感が野菜などよりずっと強いからです。
もちろん人間と同様、完璧な健康体には菌もとりつけないと思います。それを目指して努力をしてはおりますが、今、必要な時に薬を使うことはお許しいただきたいと思います。
もちろんコントロールは必要です。
虫に食われた果実が商品にならないということだけでなく、葉や幹を食われて弱った木は必ず病気にとりつかれるからです。ただ、害虫のフェロモンをしみこませた物を枝に結んで虫の繁殖を邪魔する方法を取り入れていますし、虫の場合は予防的に殺虫剤は使いません。虫の姿を見てからでいいので、発生の少ない年は使わなくて済みます。
米や野菜の栽培と異なり、リンゴ畑に生える分には役立つ面もあるので除草剤は使いません。株元は乗用草刈機で刈り、通路の草は夏まで伸ばしてから刈って、日よけに堆肥にと利用しています。
皆様にお届けするリンゴは、咲いた花の約50分の1まで厳選して間引きした末に残されたラッキーな果実たちです。それだけの摘果(間引き作業)を限られた時間内で終えるのは、人手だけでは間に合わないので、殺菌・殺虫剤を使って、遅れ花や幼果を落とすのを一次摘果としています。この頃は毛虫の発生時期にも当たっていて好都合なので、今のところこの手法は続けます。
当園では、栽培方法の改善を続けています。
栽培方法に関するアドバイスなどございましたら、ぜひ、当園へご連絡くださいませ。
当農園のリンゴは、もみ殻に入れてお送りします。(ご進物用、パック詰めご希望の場合を除きます)
配送中も、ご自宅に届いてからも箱に入れたまま保存していただき、鮮度が保たれやすいようにしています。
もみ殻から取り出す作業も楽しい一幕! 楽しみにお待ちくださいね♪